先日、ガチ父親バトルがまさかのアンパンマンミュージアムで勃発してネットで話題になっていました。決め技のアンパンチを観に来ているのに、まさか親父の頭突きと流血沙汰に巻き込まれるとは夢にも思ってなかったでしょう。
何年振りか分からないくらいですが、子供の授業参観に行ってきました。私が小学生のときからそうなのですが、授業参観って通常とはちょっと違った授業のときが多いですよね。
昨日の授業参観では、長男はボッチャ体験、長女はどうとくの授業でした。
まずはじめに学校からの指示で長男の教室へ。ボッチャとは年齢、性別、障碍の有無に関わらず楽しめるスポーツです。
少しだけ重いボールでやる、ミニカーリングのようなものを想像して頂ければわかりやすいかと思います。
事実、小学4年生のチームに保護者が加わり、年齢、性別関係なく楽しむことができました。
私はボッチャを中座させてもらい、長女の教室へ。長女はどうとくの授業でした。
ボッチャのときとは違い、立って見守るだけなのですが小学1年生のどうとくの破壊力ですよ。
嫌なことをされたらどんな気持ちか。嬉しいことをされたらどんな気持ちか。それを相手にどう伝えたらいいか。
そんなことを、物語を通して意見を発表していました。小学1年生なのでそれは意見とは言えないほど拙いものでしたが、打算も悪意も欺瞞もない、純粋な意見だったのです。
大人になってくると色んなしがらみが出てきます。自分が思っている本音を、飾ることなく素直に言えるのは子供の特権かもしれませんね。
人間関係がある以上、円滑にするために少なからず取り繕うことが必要になってきます。会話の答え方ひとつで、ヒビが入りかねない。
内容だけでなく、声の抑揚、込めた感情、表情、…いろんなものが渾然一体となって盛大に誤解を招くこともあるわけで。
でも逆から見ると、っていう視点も大事なんですよね。例えば長文で送ったLINEに対してポンと一言で返信が来たりとか、誘った言葉に対して「いや、無理」とか。自分が発した言葉を、相手が受けたらどんな気持ちかって考える視点を、私は抜かしてしまいがちです。
むしろ小学生のどうとくの授業っていうのは、社会にこなれたと思い込んでいる大人こそが受けるべきなのかもしれません。ということで、子供の頃の純粋さを思い出させてくれる作品を紹介したいと思います。
『ばらかもん』
ヨシノサツキ氏による漫画作品ですが、ドラマ化・アニメ化もされています。配信サービスで視聴できるのでアニメがおすすめです。
作者の出身地である長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く、いわゆる日常系のアニメですが子供の頃の純粋さを思い出させてくれます。
『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』
こちらは沖縄県が舞台。東京から沖縄へ転向した主人公と、県民の交流を通して方言だけでなく、沖縄の文化を知ることができます。
なんかこう。紹介するのが2つともアニメ、日常系、九州が舞台となんだか病んでるサインなのかもしれませんね。
年末に差し掛かり、忙しい時期となってきました。よく言われることですが忙しいは、心を亡くす。だからこそ、一つ一つのことに気を配れる人間になりたいなと思う次第です。
寒さも厳しくなってきましたので、みなさまも稽古時には体調管理にお気を付けくださいね。

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