あれ?こんなに大きかったっけ?
そんなことをつぶやきながらトロフィーを並べていた6月4日。
翌5日には、無事、『第16回 チャレンジカップ棚倉2022』を開催することができました。
チャレンジカップの度に、「誰か入賞できるかな」、「団体戦は今回も入賞してくれるだろうか」とかはらはらしていましたが、今回はまた違った意味でのチャレンジカップになりました。
結果については悲喜こもごも。残念ながら入賞できなかった人もいれば、佐倉道場同士での決勝戦もみることができたし、上位を県北で占めることができたクラスもありました。普段の努力が実り、入賞できたみなさんおめでとうございました!!
おめでとうも伝えたいのだけれども、それ以上に。
今回の大会運営にあたり、自分のお子さんが出場しないにも関わらず、また出場するにも関わらず運営に協力してくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。みなさまの協力あってこそ、今回、門下生たちが挑戦する大きな晴れ舞台を整えることができました。
開催されなかった3年間の空白期間で、大会を知らない中級の門下生も出てくるようになりました。中には、保護者さんの協力があってはじめて大会が成り立つ、ということを知った方もいらっしゃったことと思います。
悔しい思いも、報われた嬉しさも。いろんな方々の協力があって、挑戦した門下生のみんなは、さまざまな思いを経験することができたことだろうと思います。
たとえ結果が残せなかったとしても、一回りも二回りも大きくなっているはず。だから心配せずに次にいこう。
これからは、【師範ライブ】、「夏季昇級審査会」、「夏季合宿」そして年間でも最大行事である「福島県空手道選手権大会」と一気に駆け抜けていく時期になります。忙しいなと思う反面、コロナ禍以前の道場に戻っていくこの過程がとても嬉しくもあるこの頃。
反面、門下生や保護者のみなさまにおかれましてはギャップが出てくることだろうと思います。門馬道場、とっても行事が多いです。そして中級以上になるためには参加が原則。でもそれは門下生たちにとっては大変なわけではなく…。
むしろ自分の道場で基本や移動や型を何年も何年もやり続けられる人なんていないわけです。そっちの方が気が滅入る。
大会に出て、目標となる人ができ、競うライバルを見つける。合宿では親交を縦にも横にも深め、そしてまた道場で切磋琢磨する。どの行事だから出なくていい、ではなく、必要なことだから行事になっています。いろいろ大変な中かと思いますが、なるべく早めにお知らせいたしますので、参加のためのご調整をお願いいたします。
自分には関係ないからでなくていい。そんな門下生が増えれば、いまの規模の大会や合宿はありません。自分が出場するわけでなくとも、自分たちがそうしてきてもらったように、後輩に返してあげようと思ってくれる先輩たちがいるから、そんな先輩たちの姿をみている保護者のみなさまがいるからこそ、成り立っています。
末筆になりますが、まだまだコロナに対する目が厳しい世相のなか、指導員をまとめてひっぱっていってくれる門馬師範の勢いにのせられ、今回の大会に挑戦させることができました。師範、ありがとうございました。
大人になって変わっていくことってありますよね。まだ道着に袖を通して間もない未熟な頃、周りの大人は両親含め呆れるくらい、空手に没頭していました。
「理解されない宝ものから、理解されるための建前へ」
そんなくだらない変わり方だけはしたくない。ならばどうするかって?
好きなものは好き。そう信念もって、胸張って生きてくしかないんですよね。そんな生き方ができれば、ほっといても周りの人に恵まれ、豊かな人生送れるようになると確信しています。
さぁ、2022年も後半戦!思いっきりやっていこう!
もう二度と戻ってこないこの時間を、後悔しないために。
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