2020年2月13日木曜日


 冬季合宿の動画について。
 まさかのインフルエンザ罹患や一周忌での帰省が重なり、遅れてしまいました。申し訳ありません。今週末あたりに公開できるように準備しています。
(今週中には公開できるかと思います。言い訳は以下に(^^;)  )


 昨日、合宿とはまた別の動画の編集(昇段審査の動画、公開になりました)を終え、ムービーに固めているときのことでした。
 フルHD画質で固めているので、10分くらいの動画で、1時間ほど。その間、PCは出力にかかりきりで、あまり使えません。

 開設したばかりのYoutubeチャンネルで、まだまだコンテンツ構築のためにやらないといけないことがあるのですが、PCが〆切前の漫画家みたいな状態なのでそっとしておきます。


 やや時間を持て余し、スマートフォンでニュースチェックに。そこで見つけてしまったのです。新型コロナウィルスが蔓延している中国。そこから発せられた阿鼻叫喚の様相。
 みた映像には、一つの死体袋に、3体の子供の遺体を入れて運び出す様子が。



 年のころ、自分の子供たちとかわらない。ただ違うのは、横たわってもう動かないこと。そして袋に入れられ、両親とも会えずに骨と灰になること。


 映像は告発していました。
 「中国発表の死者数は正確でない。これが現状だ」 と。


 中国は、共産主義国です。そして共産主義は、「弁証法的唯物論」というマルクスが提唱した独特の思想に基づいているので、簡単に言ってしまえば無神論です。


 けれども映像ではどうだろう。もう動かなくなった幼い子供の遺体。その服が乱れているのを直してあげて、死体袋に入れている。
 3人の子供の遺体が並べられ、封をされる。現在の中国では、遺体は速やかに火葬されることになっている。


 死者数の操作。それもあるのかもしれない。でもそこに写っているのは、死んだ子供を労わる生きた大人。彼らも好きでやっているのではないんだろう。


 報道によれば、新型コロナウィルスは去年の暮れには出回っていたようだ。いまでこそ惨劇と悲観するけれど、私たちが笑顔で生活していたとき、すでに理不尽な死に振り回されていた大人、子供たちがいた。そう考えると残酷な世界だなと思う。


 自分の子供とかわらない年齢の遺体だった。
 だからかもしれない。

 やや心がザワついていた。
 だから衝動に駆られたのかもしれない。


 震災と放射線の被害を受けた福島。ウィルスの恐怖が蔓延する武漢。その姿が重なったこともあるんだろう。ただ、笑顔を集めただけの動画でいいのだろうか。



 予定していた楽曲を、急遽変えることにした。
 鉛筆でざっくりイメージをメモする。

 悲観するでもない。ただ楽しいだけでもない。
 また前をみて、また歩ける。かならず。
 かつてのフクシマが、そうであったように。




 公開まで、もう少しだけお待ちください。






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