新型、すなわち未知。誰もどう行動するのが正解なのかわからないまま、どの分野でも生き残りをかけて持てる力を振り絞っています。
道場も各行事の延期ないし中止が決まりました。当初は2例に留まっていた福島県ですが、いまでは16症例まで発生してしまいました。この現状では致し方ない気もします。
さて、こんな状況下ではありますが、門下生のみんなにはいくつか伝えたいことがあります。
「誰も正解を知らないし、正解があるのかどうかすらもわからないということ」
新型のウィルスだから、誰も弱点も対処法もわかりません。そんな中、最前線の医療では自分への感染を顧みずにこのウィルスの弱点を見つけようと、世界中でいま頑張っています。
どう行動するべきかの答えは、あるかもしれないし、ないかもしれない。あったとしても、それは刻々と姿形を変えているかもしれない。
ただ確かなのは、それぞれが考えて、答えだと思うものを掴むしかないということ。
だからみんなは、お父さんお母さんとしっかり話して、それからどう行動すれば後悔しないかを考えなさい。
門馬道場が、師範の下、武道教育を理念に掲げていて、きみたちに得てほしかったのは、突きや蹴りの技術だけじゃない。こんな状況下にあってもあきらめない心で、「生き抜く力」。
高校生以上であれば、自分で情報を集め、取捨選択してお父さん、お母さんと話して行動を決める。中学生以下であれば、お父さん、お母さんの言うことをしっかり守る。そんなあたりまえのことを、あたりまえにできる力です。
ただどのような行動であっても。常に他の人を思いやる気持ちは忘れないでほしい。自分だけが後悔のないよう行動した結果、感染を自分の大切な人たちに広めてしまうという最悪の場合。その行動をとらなかったときの後悔とは、比べ物にならないほどの後悔が襲ってくることになるだろうと思う。
自分の行動が、どういう結果をもたらすのか。それはほかの人たちも喜んでくれる結果になるか?
自分だけでなく、周りの人たちも幸せになるような方法を考えて、自分が次に何をすべきかを決めなさい。
大丈夫。そんなに難しいことじゃない。
組手の最中は、たった10秒間のうちに数十発の突きや蹴りが飛んできて、みんなはそれに瞬時に対応している。それに比べれば。たくさんの人の話を聞いて、じっくり考える時間があるのだから。
自分の力を信じて、自信をもって決めること。
頭は低く 目は高く
口慎んで 心広く
孝を原点として他を益す
この極真精神が、困難な環境の中であっても。生き抜くために、どれだけ重要な心のありかたなのかを学べる絶好の機会だと捉えよう。
そして。
自分で「来る」と決めたときでもいい。分からないから「とにかく今の状況が落ち着いたら」っていうときでもいい。自分で納得できる時期が来たときは、必ず空手の道に戻ってきなさい。そして、迷わず前を見て歩き続けなさい。
道場で、いつでも待ってる。
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【福島佐倉道場】 火・土 19:00~20:30
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国際空手道連盟極真会館
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師 範 門馬 智幸
指導員 山名慎一郎
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