絵本は、読書や文章を書くための基礎力を作ってくれた大事な財産。大人になったいまでも懐かしい絵本は保管しています。
もちろんマンガも大好きです。
最近は漫画も、名作といわれるものは文庫化されるケースが増えてきました。今回、ご紹介したいのはスヌーピー。角川文庫からコミックセレクションもシリーズとして出ています。
最近は、神戸か何かのスヌーピーホテルが人気だとかで、母が武たちを落ち着いたら連れていきたいと電話で言っていました。もちろん37歳児の自分もついていくし、USJにも率先して行く。
それはさておき、なかでもあまりに有名なこのセリフ。
ルーシー「ときどき、どうしてあなたは犬なんかでいられるんだろうって不思議に思うわ」
スヌーピー「配られたカードで勝負するっきゃないのさ…。」
「それがどういう意味であれ」
もっと裕福な家庭だったらなぁとか、どうして自分は○○じゃなかったんだろうなんて、うまくいかない現状を、環境のせいにしたくなることは誰しもがあると思います。
けれども、不遇や不満を嘆いても、何か始まることはありません。
配られたカードに、不平不満をだけを残して流される人生を送るのか。配られたカードを最大限に生かすにはどうすればいいかを考え、もがきながら生きていくのか。
ネガティブな思考に囚われてしまうと、前者に流されることが多いのではないでしょうか。
思えば世の中にはいろんなカードがあります。「親が金持ち」、「ルックスがいい」、「美的センスに優れている」、「音楽の才能がある」、・・・・いろいろあるでしょう。そして私たちは、手持ちのカードを切りながら人生を送っていくことになります。配られたカードに文句を言っても仕方がない。
だけど、カードが配られない場合はさすがに文句の一つも言いたくなります。私なんかそうですが、みんなが何かしらのカードを生を受けてこの世に降り立つなか、あまりに徒手空拳で生まれてきてしまった。そんなときはどうするのか。
新しくカードを作るしかない。それが「教育」だと思うのです。
もちろん、学校、いわゆる義務教育で与えられる知識も大事。でも武道がもたらしてくれるカードっていうのは、ちょっと色合いが違うんですね。礼法ややさしさ、思いやり。そして弱いものを守れる強さ。そういうカードって、直接相手を蹴落としたり、マウントをとるものじゃなくって。
人格を完成させて周囲を豊かにする。そんなカードです。その分、困ったときにはいろんなカードを持った人が手を差し伸べてくれる。師範を見てると、よくそう思います。
林修先生が言っていた言葉を思い出します。
自分がいかに恵まれているかもわからない人間が、勉強したって意味がない。
とはいえ、それに気づくのは大概、親がいなくなったり、社会に出たときなんですけどね。
みんなが稽古している空手。じつはそれってとても贅沢な環境であって、だからこそお父さんやお母さんには感謝しなきゃいけない。
そして道場でどんなカードを見つけて自分のものにできるかどうかを決めるのは、稽古をしているみんな自身であるということ。そこだけ心に留めて、稽古を頑張ってもらいたい。
一人でも多くの人が、少しでも多くのものを見つけて自分のものにしていく。そんな「学び」のある道場でありたいと切に願う。だから、がんばらないと。
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