一週間と少しの闘病生活を終えて、本日から仕事復帰となりました。あわせて空手の稽古も本日から、なので土曜日の稽古から復帰となります。よろしくお願いいたします。
このようなご時世で、いつどこでもらってくるかもわからないウイルスですが、感染してしまって、いくつかの後悔があります。
まずは一番に、道場の稽古に参加できなかったこと。
自身の稽古もそうですし、佐倉・霞町の稽古に行けないのも辛かったです。普段は忙しい中、合間をぬったり優先させたりの空手ですが、ぽっかり穴が開いてしまったような生活になりまして、いかに自分の中で大きな存在だったのかを知ることができました。
次に、演武に参加できなかったこと。
依頼頂いていた演武でしたが、感染のため参加することができませんでした。演武については、また別記事にて少しお話しさせていただきたいとお思います。
特に依頼いただいていた演武では大住柊太先生が応援に駆けつけてくださいました。サインをもらっている門下生の写真を見て、微笑ましかったです。ブログ上ではございますが、本当にありがとうございました!
県大会の慰労会に参加できなかったこと。
3年ぶりに開催された福島県大会。この県大会はじめ、多くの行事は門下生だけでなく、保護者のみなさまのご協力で成り立っています。とくにこの県大会は門下生自身が挑戦できる一年間の中の大きな晴れ舞台ということで、保護者のみなさまのご協力によるところが大きいのです。
今般、県大会にスタッフとしてご協力いただいた保護者のみなさまと師範・指導員で慰労会が開催されました。
佐倉・霞町でスタッフ協力してくれた保護者のみなさまも大勢が参加してくださる予定でしたので楽しみにしていたのですが、こちらも参加することができませんでした。
直接お礼が伝えたかったので、実はきのう、佐倉道場の稽古終わりにこそっと顔を出して、道場に来てくださっていた保護者さんにはスタッフ協力、および慰労会参加の御礼を伝えることができたので、少しだけ後悔を消すことができました。(^w^)
そして、昇級審査に参加できないこと。
一年間に3回の昇級審査会があり、親父の葬儀のときを除き、指導員として全てに参加してきました。今回、療養期間はあけているものの大勢の人の前に出ることは…ということで、師範から心遣い頂き、参加を見合わせることとなりました。
けれども、一年間に数回ある審査会とはいえ、受審する門下生のみんなにとってはその級において、一回一回が最初で最後の審査会。特に白帯の門下生にとっては緊張と期待が入り混じる初めての審査会です。それを見届けてあげられないのが心残りです。
初めての審査会で不安な門下生も多いと思います。ですが、齋藤香代先生はじめ他佐倉道場の茶帯の先輩たちが審査開場で迎えてくれますのでご安心ください。
という形でいくつかの後悔も残りましたが、反面嬉しかったこともあります。
休みの期間中、大人の先輩たちがみなさんでカバーしてくださったこと。普段、道場責任者として道場に携わっている香代先生はじめ、多くの大人の先輩たちにお世話になりました。特に、MS須賀川、北沢又と稽古が被っていて香代先生に頼れない霞町や佐倉土曜日少年部のクラスも、大野満春先輩、斎藤真尚先輩が中心となってくれ、稽古に穴が開くことなく継続していただくことができました。
きのう、稽古終わりの様子を外から見ていて、熱心に高度な稽古をしている門下生の先輩たちを見ていて頼もしく思いました。もう私はいらないんじゃないかっていうくらいの空気で。それが本来の指導員の役割でもあります。自分がいなきゃ成り立たない、というのはうまく継承できていないということであり、本来は自分が消えてしまっても師範の教えや極真空手が伝承できる環境をつくらなきゃいけない。
だから指導員がいなくなっただけで成り立たなくなる道場はだめだと思っているのですが、ふとした一抹のさみしさを感じるくらい、門下生のみんなが逞しく見えた時間でした。
「うまいし、強くなったなぁ…」なんてつぶやきに、銀雅先輩や陸翔先輩は「たった一週間ですよ!」と笑っていましたが、ちょっと離れた位置からみる先輩たちは、私が近くで見てるうちには気付けないところで大きく成長していたのです。
という形で、後悔も嬉しかったこともあった期間でしたが、その全てを背負ってまた道場に戻りたいと思います。年末に向けてやることはたくさん!どうぞまた今後ともよろしくお願いいたします!
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