セミナーの価値？

　1月7日（土）から1月9日（月・祝）にかけて、ルネサンス棚倉にて「冬季日帰りセミナー」が開催されました。

　ご参加いただいたみなさん、ありがとうございましたm(_ _)m

　暦の関係上、年が明けてすぐの開催となったセミナー。佐倉道場・霞町道場からもほとんどの門下生が参加してくれました。

初めて宿泊参加した白・オレンジ帯組

　セミナーに参加した門下生は、クラス分けができる環境、指導員が多い環境によって普段のはできないことろまで深堀りして、稽古できる貴重な機会です。そのため、十字型、自由型、古伝型など発展したものまで稽古しました。また、今回は長野の中川師範をお招きして、上段膝蹴りの練習方法と蹴り方の解説を行っていただきました。

　セミナーで稽古したものは通常、普段の稽古では行いません。そもそも行えるほど自身がやり込んでいないのでできないのもありますが…。それはさておき、学んだ技術は参加した人の特権です！

　ですが、

　特権にできるかどうかは自分自身なんですよね。

　セミナーに参加した。それだけで終わってしまっては自己満足以外の何の価値もないのかもしれません。

　難しい型を教わりました。破壊力抜群の膝蹴りを教わりました。

　でも本質はそこではなくって、教わったことを身につけたり、使いこなすことができる、組手や型に生かすことができるところまでやって、本当の価値が生まれるのだと思います。

　なので、参加したことを何か一つでも持ち帰る。そしてそれを繰り返し繰り返し稽古・練習して、使えるようにする。そこまでやって、初めて参加した価値がある、と言えるのかもしれません。空手の技術面という一つの切り口だけで見れば。

　もちろん、セミナー、合宿は空手の技術を高めることが目的なのですが、価値はそれだけではありません。はじめて親元を離れて宿泊することができた、班行動をすることができた、親の見ていないところで50回のスパーリングをやりきった。それだって大きな成長であり、立派な価値です。

　見方と心がけ次第で、この２泊３日の経験をどれだけでも大きなものにできる。それが門馬道場の合宿、セミナーの良さだと思います。自分で価値を作り上げていく。やらなかったらだめなんだと、自戒として！！！

　新年あけて一番初めとなる道場全体行事。これから地区大会、昇級審査とどんどん目標にすべき行事も待っています。

　今回のセミナーも私自身の大きな学びの機会となりました。絶対に裏切らない投資先って、やっぱり「自分自身」なんだなと思います。裏切られたときは、それが自身だから仕方がない。

　ここで得たことを、また決意新たにして担当道場に還元できればなと思った次第です。

　今年もまた、みんなで頑張っていきましょう！本年もよろしくお願いいたします。

　

#極真空手　#福島市空手　#武道教育　#武道　

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