現在、師範は県内全域にまたがるすべての道場稽古を、社長業で多忙の隙間を縫いながら訪問されています。思えば、こちらの記事が発端だったように思います。
実は保護者さんの見学スペースが整備されているっていうのは、かなり珍しい例です。その理由は、門馬師範の武道教育に対する思いによく表れています。
我が子の「頑張り」を見て下さい。
(門馬師範のブログ2019.6.15より タップでリンクが開きます)
門馬師範の掲げる「武道教育」は、とても高いところに理念があります。なので、それを実現しようとすれば、道場に来た門下生に伝えるだけでは不十分。保護者様の理解・応援、指導員の適切な指導、そして門下生のがんばりが三位一体となって、初めて実現されるものです。
なのでこの道場訪問では、各道場の指導、そしてその後の保護者さまとの交流によって、門馬道場の思い道場と家庭で共有し、一緒に頑張っていきましょうという主旨で行われています。もちろん、一回で実現できるものでもなく、初めて師範とお話しされる保護者さんもおられるし、改めて師範の思いを聞いてもらうことで、あらたな発見や気付きがあったのではないでしょうか。
今回、霞町では初めての師範をお招きしての交流が成功できましたので、次回はじっくりお話しできる環境を作りたいと思います。そして佐倉では、道場全体で盛り上げてこどもたちが頑張れる環境をつくれるように。そして福島全体で盛り上がっていけるように。
またスケジュールを確保して、それぞれの道場で師範をお招きできればと予定しています。(師範、よろしくお願い致します!)
さて、そして緊張の訪問当日。私たちは、1時間ほど早めに道場に向かい、草むしりを終えて、私はホワイトボードのお知らせを書いていました。
すると道場の中にいた菜穂子先生が
「師範が来たー!!!」
と言っていました。私はてっきり暴れまわる息子を静かにさせるために言っているのだと思い、もくもくと書いていたのです。
「師範が来たー!!!」
なかなか思うように静かにならないで暴れまわってるのかな?と思ったら、道場の中から慌てて菜穂子先生が出てきました。
時間は2時46分。稽古の始まる45分前!!(早い門下生でも稽古30分前くらいです)。
ガチ???と慌てて私も出たところ、既に門馬師範の車が駐車され、師範がおられました。これまで師範が来て稽古をつけてくださる場合、稽古が始まる直前に入られることばかりでしたので、道場に来た門下生は中に師範がいらっしゃっててびっくりしたでしょう。一番びっくりしたのは私ですが(笑)。
組手の指導風景。あしたすぐ使えるわけではないが… との前置きでしたが、実は…(次回更新のブログにて) |
その後、暑いなか、しかも師範が見て回られる中での準備運動、基本は緊張の連続でした。表情や態度に出さないよう気をつけていましたが、齋藤香代先生からは「唇の色がなくなっていました」としっかり気付かれていました(^^;)
そりゃあ緊張しますよ、師範ですもん!!
その緊張感は普段とは違う疲労感をもたらしたようで、稽古後に道場に入った保護者さんが、あまりの熱気にびっくりしていました。みんな緊張しつつもがんばっていたんですよね。
師範からはいくつかの注意、アドバイスを頂きました。その中でも特に、「基本稽古の大切さ」について。その内容については、師範の稽古に参加した門下生の特権ですので、あえてこちらでは触れません。
その内容は、私がいうよりも全く早く、そして深くに染み入ったと思います。胸に刻んで今後の稽古を頑張っていきましょう。
基本の大切さと効果を分かった上でやる稽古は、 またみんなの空手を支える強い土台に必ずなります! |
稽古終了後は、指導にかかわってくれている一般部の門下生と、保護者さんで、福島地区の隠れ家(??)となっているお店で開催されました。
師範には、佐倉のお母さん方、霞町のお母さん方、お父さん方とそれぞれのグループでお話しいただき、あっという間の4時間が経過しました。
これを機に、次回からはそれぞれの道場で企画して、もっと交流を深めながら、門馬道場の掲げる武道教育にご賛同・ご協力、そして変わらぬご理解をいただけるよう取り組んでいきたいと思います。
最後は、リンクにある師範のことばで報告を締めくくりたいと思います。
「保護者の皆様、どうか、可能な限りで結構です。見学室で我が子の「頑張り」をずっと見守ってやって下さい。そして道場と一緒に子供たちの「武道教育」に関わっていって欲しいと願います。」
どうぞよろしくお願い致します。
国際空手道連盟 極真会館
(社)世界総極真
NPO法人 極真カラテ 門馬道場
師 範 門馬智幸
指導員 山名愼一郎
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