道場の強みや個性っていうのはいろいろあると思います。技術がすごい、型が上手い、強い選手が多い。門馬道場にはいろんな色があります。
じゃあ私の担当している道場の強み、自慢できるところって?
門馬道場は県内全域に、本部を中心として多数の道場があります。そして、道場間に上下関係があるわけではありません。
利益だけを追求するならば、公共の施設だけを使えばいい話なのですが…。利用されている皆さんはお分かりかと思いますが、門下生1人の月謝だけで一ヵ月間の使用料が賄える公共の施設もたくさんあります。
ところが公共の施設というのは、あくまでも行政のための施設。ワクチン接種会場となったり、選挙会場になって使えなくなったり。
そのような中で常設道場は自分たちためだけの稽古場です。たとえ地震があっても、緊急事態宣言で施設が利用できなくなっても。稽古できる場所が確保されています。
NPO法人なのでステークホルダーへの利益分配などはありませんが、それでも社会の中で法人格をもった団体を維持していく上で経営は重要です。その意味において、常設道場はいわゆる金食い虫ですが、それでも多数構えているのは、門馬師範の「少しでも充実した、頑張りたい人がどれだけでも頑張れる環境を門下生につくってあげたい」という思いから。
常設道場だからこそできるっていうことが多く(というか、その強みを生かせるようにいろいろ実施しているのですが)、それは実はとても恵まれた環境なのです。
私の職場の病院にも、子供さんに伝統派空手を習わせている職員さんがいるのですが、国体記念体育館を利用していたため、最近は使えなくなっています。そのため、飯坂武道場で遠くかつ不規則な稽古で大変だとこぼしていました。
道場の間に上下関係はない、と書きましたが、それでも。私は常設道場に対しては、特別な思いがあります。それは責任感であったり、プライドであったり、いろんな思いです。
看板を出して固有の土地に常設として構えている以上、何があっても退けない。他団体や他競技が近くに道場構えようが、となりにディズニーランドができようが、です。
特に県北地区においては、佐倉道場は唯一の常設。道場間の上下関係はいりませんが、それでも「ここに来れば頑張ってる仲間がいる」。そんな環境を作っていくのが、私の責務の一つ。常設道場は門馬道場の大事な生命線。その一翼を担うには相当な覚悟が必要だと思っているのです。
なーんてことを偉そうに書きながら、まだまだできていないことばかり。
私が、こんなことをやってるんだ!なんて言うつもりはなく、むしろまだまだできていないことばかりで凹むことも多いからこそ、ここにその思いを書き留めておきたいと思います。がんばらないとな。
明日へ向かうための覚書として。
便利な時代になったもので、以前は新聞の番組表片手にテレビの前で鎮座するか、もしくは録画しないと目当ての番組を観れませんでした。
それがいまでは手元のスマホとwifi環境でオンデマンド放送。好きな時に好きな番組をテレビで再生できます。
先週の日曜日に開催された、一般部「1/4・100km×海猿」に引き続き、今週の10月17日(日)には少年部対象の秋の運動会が開催予定です。お手伝いの門下生含めて100名近くの人が集まることになり、てんやわんやで準備を進めています。
映画見てひたすら歩くだけ?それって何か意味あるの?楽しいの?
日曜日、県北道場の一般部門下生を対象にした【1/4 ・100km×海猿】県北支部企画を開催しました。23.8kmの道のりは、ランニングの距離と時間を考えると「楽勝!」と思っていたのですが、いざ歩いてみるとこれがなかなか。