2021年10月14日木曜日

×行動力→○考動力と昇級審査推薦

 


先週の日曜日に開催された、一般部「1/4・100km×海猿」に引き続き、今週の10月17日(日)には少年部対象の秋の運動会が開催予定です。お手伝いの門下生含めて100名近くの人が集まることになり、てんやわんやで準備を進めています。


その中で数件、火曜日の稽古終了後にスタッフ参加の連絡を頂いていました。ラインをもらったときに通知で確認して、スタッフの追加は済んでいましたが、個別に返信できていませんでした。申し訳ありません。



当日、稽古終了後に一般部で日曜日の企画について、演武について話し合い。いったん解散となったときには22時を回っていましたが、そのあとも玖瑠美先輩、真尚先輩は大人数を班分けし、スタッフ門下生の割り振りを行ってくれていました。


実は今回の企画。大人用の先日の企画を「やる!」と決めた時点で、普段指導補助に入ってくれている真尚先輩を中心に、「少年部向けの企画を検討してください」とお願いしていました。内容の検討からコースまで、下見の写真やコース図など、とても詳細な報告が上がってくる度に任せてよかったな、と思いました。



私のわがままから始まることの多い県北の「何か」の企画ですが、このコロナ禍のいま、それは大きな力になると確信しています。行事ができない、大会ができない、集まれない。はっきり言えば理不尽です。


そして何より。いまの子供たちが10年後、20年後に振り替える思い出が少なくなっていく。さらに根拠も先行きも分からない中、どこまで規制が続くかもわからない。じゃあ、その中でどうやってく?


自分で考えて動く力。「考動力」と私は呼んでいるのですが、これがあるからこそ、どんな苦境でも活路を見出せるのだと思います。それを大人の門下生にも伝えていかなきゃならない。さんざん振り回してきたので、今度は振り回し方を覚えてもらうために伝えていかなきゃならないのです。


リーダーシップとは先頭に立って周囲を、「前」という一方向にのみ、限定された方向に振り回すことに他なりません。時にはキツいことも率先してやんなきゃならないし、損な役回りくらい引き受けなければ誰もついてきてはくれません。


とはいいつつも、やはり稽古が終わった後に遅くまで残って尽力してくれる姿にはとても感謝しています。ありがとうございました。

県北は、奉仕の精神をもった大人の門下生や保護者の皆様が多くて、それに支えられていることを実感します。



さて、真尚先輩や玖瑠美先輩が頑張ってくれていた、という話は分かったが私はじゃあ何をしていたのか?

日曜日の少年部企画の件や、演武の大枠を確認した後は、香代先生、菜穂子先生と話し合いでした。


11月の下旬に開催される昇級審査会。中級までの門下生は指導員が判断して推薦すればそれでいいのですが、これが緑帯以上の上級となってくると話は変わってきます。


いつも審査への推薦は、上級を受ける門下生は後回しとなります。少なからず相対的な評価、言い換えるならば佐倉道場や霞町道場の緑帯・茶帯ではなく、「門馬道場の」緑帯・茶帯として推薦できるかどうか。そのような視点でみなければならないからです。そのため自分だけで決めることはせず、いつも見てくれている先生の意見を聞くようにしています。


審査の推薦基準等については、以前のブログに書いていますので、そちらをご覧ください。


昇級審査とその推薦基準について

https://shin0812monma.blogspot.com/2019/06/2019.html


昇級審査とお手伝いの意味

https://shin0812monma.blogspot.com/2018/02/blog-post.html


黒帯と昇段審査

https://shin0812monma.blogspot.com/2020/02/blog-post_10.html



空手を修行していく上で、昇級審査がどれだけ門下生にとって嬉しいか、そしてどれだけ大事であるかを重々わかっているので、その話し合いは徹底的に行います。


結果としては「推薦する」、「今回は見送る」の2つしかないわけですが、「何が本人のために一番いいか」という結論に至るまで話し合います。


余談ですが、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、審査結果の掲示については今後、やり方を改めていく予定です。県北支部の門下生のみの結果表を最新のものだけで掲示していこうと考えています。


「審査のとき、比べるべきは他者ではなく、前回受審した過去の自分」。だから「○○さんが推薦されたから、次は自分が受審だ」なんていう考えは、指導員は全くもっていません。前回の審査からどれだけ修行して、どれだけ成長することができたのか。そこには年齢や個人差も含め、いろんな要因があるのに、他の人と比べることに意味はない、ということを何度伝えてきたことか。


そもそも級位を象徴する帯の色というのは、修業の段階の目安となるもの。そこに修行期間という考慮事項はあるのですが、それは一部に過ぎません。本質は、空手道をどれだけ精進できたか。その部分というのは、残念ながら、門下生と指導員にしかわからない部分なのです。


そんなこんなで香代先生、菜穂子先生と審査の推薦について話し合いを行い、終わったときには日付もとうに変わっている時間でした。


行事にしろ、審査にしろ、本気で。自分の何かを犠牲にしてでも向き合える人たちで、道場は成り立っています。自分のために本気になれて半人前、他人のために本気になれてこそ一人前。そんな取り組みの中で、私たち自身もまた成長していけるのです。


さてさて、日曜の天気はいまのことろちょっと雨。

先輩たちが必死で準備してきか企画、無事開催できますように!






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