映画見てひたすら歩くだけ?それって何か意味あるの?楽しいの?
日曜日、県北道場の一般部門下生を対象にした【1/4 ・100km×海猿】県北支部企画を開催しました。23.8kmの道のりは、ランニングの距離と時間を考えると「楽勝!」と思っていたのですが、いざ歩いてみるとこれがなかなか。
なだらかな坂のアップダウンの連続とどこまでも続くのどかな光景は、参加者たちの心をばきばきにへし折りにかかっていましたが、誰一人脱落することなく踏破することができました!
出発地の二本松福祉センターにて準備運動。実は不安いっぱいでした |
他地区にもかかわらず快く参加してくれた統河先生、柊太先生、満春先輩、参加してくださったみなさん、門下生の安全のために、そして疲れ切った門下生のためにご協力いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。
最終チェックポイント通過の報告を受け、最後を見守る。 |
果たして、こんなただ歩くだけの企画をやる意味があったのでしょうか?
私は、迷わずやってよかったと言える。
昨日、矢吹での稽古終了後、歩いている途中の話に華を咲かせている柊太先生、統河先生、満春先輩がいました。きつかった、2年に1回くらいでいい。そんなことを言いながらも、口から出てくる話はどれも思わず笑いがでるような話ばかりで。話している顔も、とても楽しそうでした。それぞれの班で、いろんなドラマが巻き起こったことでしょう。
女子はさらに結束が固まった印象でした。 |
この企画のモデルとなった、海上保安庁の機動救難士、特殊救難隊の入隊訓練の最後に待ち構える100km行軍では「ほんとうの自分」に出会えるのだそうです。何のためにやるんだろう?そんな疑問を持ちながらくじけそうになったり、何もかも投げ出してしまいそうになったり、それでも絶対に譲れない何かをもっている自分であったり。
これって武道の修行も同じだと思うんですよね。完成はない、と言われるほど長い道のり。一歩一歩踏みしめていっても自分がどこらへんにいるかはわからず、何のためにやるのか自問自答。それでもひたすらに前に確信をもって歩みを進めていく。
この企画の様子を伝えるのにブログでは狭すぎる。後日、 Youtubeにて!!! |
100kmという距離には到底及びませんが、それでも一緒に歩くなかでいろんなものが見えてきた気がします。それが何か、は参加した人の特権ということで!笑
きのう、楽しそうに話す参加者たちの話を聞いていた白河の白石恵介先生も印象的でした。実は今回の企画は、指導員の先生たちにも話しており、その中で、真っさきに「白河でもやらせてもらいます」と言っていただいたのが恵介先生でした。
この企画の意味ややる意義は?その答えは、昨日の矢吹で見ることができた、参加した人たちの姿が全てを物語っていると思います。白河でも、充実した企画になりますように!
今回の様子は後日、Youtubeでまとめますので楽しみにしていてくださいね。
そして今週末は少年部対象で開催!少年部では企画に参加する楽しさと、団体行動を学ぶ機会に!さて、今年もあとわずか、全力で走り抜けましょう!
参加証として渡したキーホルダー。出発地で撮影した 写真を記念品にするのは菜穂子先生発案。 |
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