2021年10月5日火曜日

門馬道場、県北新企画始動!

 審査では、積み重ねてきたことしかできない!当日、気持ちでなんとかなるなんて思うな!なんて道場で指導するのは、自分が実践してきたからではなく、自分がそれで失敗したからです。

 前の所属道場で弐段を受けた際、二十人組手はやり切ったものの、体力審査は再審査となりました。逆立ちは捨てた!他の気合で頑張ろう!なんて、そんな甘いものではないのです。当たり前ですが^^;

 そんなこんなで、体力審査の再審査までに棒飛び10回、逆立ち歩行(10mで足をつけるのは一回まで)、ジャンプスクワット・拳立て各100回を目指しました。

 しかしマンションでどたばたやるわけにもいかない。そこで、3か月後までに拳立、スクワット3万回ずつやればクリアできるだろうと目論み、補強が始まりました。

 道場ではみんなで補強をしていますが、ひとりでもできることをなぜわざわざみんなでするのか。それはおそろしくつまらなく、それでいて苦しいからです。みんなでやるから、やれる。
 ところがこれを自宅で延々繰り返すとなると、それはもう地獄。けれどやらなければ先はない。そんなときに、私を助けてくれたのが「海猿」でした。

 海上保安官の潜水士を描いた漫画が原作となっていて、伊藤英明さんが主演です。余談ですが、加藤あいさんが可愛すぎてやばい(語彙力)。
 そこはともかく、潜水士になるための過酷な訓練がストーリーの軸になっているので、補強のモチベーションを維持するのにとてもよかったのです。当時はカウンターをもってスクワットしていたのですが、大体一回の上映でフルスクワット652回くらいでした。

 それでも延々一回の映画を繰り返すのも、それはそれで頭がおかしくなってしまいそうでしたので、ドラマや別の映画と借りてきて、筋骨隆々の伊藤英明さんや中村トオルさんに支えられて補強期間を乗り切ったのでした。


 このコロナ禍の昨今。若い門下生のみんなは刺激に飢えている。そして、心のよりどころにしていた県大会も中止になってしまった。今しかない。

 過酷な潜水訓練課程を終えて潜水士となる人は、海上保安官の中でわずか1%。その中からさらに選び抜かれた36名の潜水士で構成されるのが、救難のスペシャリスト「特殊救難隊」。通称トッキュー隊です。

 その新人隊員研修の訓練では、各管区でトップクラスだった実力の鼻を折られ、地獄のような訓練が続くそうで、ときどきテレビ番組でも特集されています。化学薬品爆発や大型船舶座礁など、現場の潜水士では対応できない場面に、羽田の航空基地からヘリや飛行機で日本全国救助に向かう彼ら。その新人訓練の最後を飾るのが「100km行軍」。

 100km離れた地点から、24時間以内に羽田の基地を目指して踏破するのだそうです。

 100km行軍・・・・10人組手に似てるな・・・

 新しい企画が誕生した瞬間でした。

 初めてということで、今回は約26kmのコースとなりました。

 集合して、映画鑑賞でモチベーションぶち上げて、そのまま佐倉道場を目指して踏破。
 他の地区からも指導員の先生が参加してくれます。
 集合地点では、保護者のみなさまがカレーを準備して待ってくださる予定です。
 万が一のために、救護車として待機してくれる門下生がいたり、その道のプロである自衛官の保護者さんも一緒に参加してくださったり、みなさんの多大なご協力のおかげで、開催にこぎつけそうです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。


 よくそんなこと思いつきますね。
 そういわれることは多いのですが、なんのことはなく、何を思いついても、それを形にしてみんなに有意義なものにして返すには、私ひとりではなにもできないのです。
 今回もそのことを、強く痛感致しました。

 空手だけを教える道場なんて、門馬道場にとっては狭すぎる。コロナ禍で先行き不透明ないま、少しでも多くの門下生が道場っていいなと思ってくれるといいな。
そんな思いからの開催となります。

 競争ではなく、目的はグループ全員でゴールの道場の地を踏むこと。さぁ、初めての試み。みんなで楽しんでいきましょう! 







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福島県の極真空手なら!
武道教育を実践する門馬道場へ!

【福島佐倉道場】 火・土 19:00~20:30
         土 15:30~17:00
福島市佐倉下上谷地39-1

【福島霞町道場】 木   19:15~20:45
NCVふくしまアリーナ

ほか県内全域に道場あります!!

TEL:0248-42-5335

国際空手道連盟極真会館
世界総極真
NPO法人極真カラテ 門馬道場

師 範 門馬 智幸
指導員 山名慎一郎
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