2017年10月12日木曜日

「継承」参列【番外編】

 誠真会館の式典参列後、門馬師範をはじめ道場からの参列者で会場を後にしました。式典参列から大会会場へ移動する師範、埼玉の橋本先生も一緒です。エレベーターを見送ってくださった友心会の菊池先生も門馬師範からの「一緒に乗りなさい」ということで、エントランスへ降りました。



 門馬師範のコーヒー好きは門下生の間では有名ですが、菊池先生の「東京のコーヒーの値段を教えてやる!」という力強いお言葉添えもあり、ラウンジの喫茶コーナーへ。
 季節のデザートとコーヒーで、普段は口にしないようなお値段でした。値段を教えてやるとおっしゃった菊池先生もATMを探してそわそわしていらっしゃる様子でしたが、門馬師範がみなさんにごちそうしてくださいました。

コーヒーを固めた氷入りのアイスコーヒー。

コーヒーの横に用意されたフォーク、ナイフ、ナプキンからして、普段私が利用しているコーヒーショップとは違った雰囲気に包まれます。季節のデザートは、栗のモンブラン。


 実は、子供の頃に一口食べたモンブランが苦手で、それ以来数十年間一度も口にしたことがありませんでした。師範はじめ先輩方と同じものを注文して、目の前にしたモンブラン。なんだか子供のころの記憶のモンブランと違います。
 ほとんど初めてといってもいいくらい口にしたモンブランは、適度というか上品な甘さでとてもおいしかったです。


 師範はじめ先生方の話もとても面白く、いろんな話を聞けて勉強になりました。

 それから会場となったホテルを後にして菊池先生とお別れ。橋本先生を車にご案内して、最寄りの駅まで師範と橋本先生をお送りしました。その最寄駅は「護国寺駅」。駅の名前になっている護国寺には、極真空手創始者 大山総裁が永眠されています。



 せっかくの機会だからと、師範と橋本先生をお見送りした後、大山総裁の墓前に手を合わせました。






 総裁の死後、極真会館は激動の歴史をたどることになりました。団体の分裂や、内外問わずの紛争。そして何よりも。今までは団体が異なっても伝統的にISAMIで統一した黒帯が作られていましたが、それすらも個々の団体で作るようになってしまいました。寂しい限りです。この現状を大山総裁は、どのような気持ちで草葉の陰から見守ってらっしゃるのでしょうか。

 自分たちも、少しでも正しくありそれを後進に継承するため精進しなければ。そう思う一日になりました。

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