直径24kmにも及ぶUFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンD.C.などアメリカや世界中の大都市上空に出現。
混乱に陥る中、ホイットモア大統領率いるアメリカ政府は国民の不安を鎮めるべく、宇宙人との交信を試みるが、衛星通信にノイズとして隠されていた信号が宇宙人同士の攻撃指令であることを察知する。
アメリカ政府が彼らが侵略者であることを理解した時には既に遅く、宇宙船の主砲により主要な大都市は爆発し、破壊され、廃墟と化してしまう。
7月3日、戦闘機による宇宙船への反撃が開始されるも、宇宙船のバリアーに攻撃を無効化され、ロサンゼルスに向かった海兵隊航空部隊は全滅。
司令部も破壊されたアメリカ首脳部は、宇宙人や小型宇宙船戦闘機を捕獲して研究を行っている秘密施設「エリア51」に避難する。
捕虜にした宇宙人との対話で、彼らの狙いが地球人類の根絶やしと地球資源の収奪であることを知った大統領は、核兵器の使用を決断する。
しかし、宇宙船のバリアーは核攻撃さえも無効化するものだった。
独立記念日の7月4日、もはや人類に打つ手なしと思われたが、技師の一人がコンピューターウイルスを宇宙人たちのマザーシップに感染させ、バリアーを一時的に無効化し、その間に全世界で一斉攻撃する反撃作戦を思いつく。ホイットモア大統領もこの作戦に全てをかける決断を下し、世界各国に短波無線のモールス信号でその計画を伝達して協力を取り付ける一方、飛行経験のある者を、民官問わず集め即席のパイロットに仕立てた。
残るものすべてを賭けた作戦が始まる前夜。
大統領は、マイクをとった。
https://youtu.be/yLhDHAR1m-w
(動画を仕事中などでみれない人のために、ブログの最後に全文を載せておきます)
昔から日本では、言霊(ことだま)といい、言葉には霊的な力が宿ると信じられてきました。
嬉しいこと言われれば、一日中幸福ですし、朝一番から火の玉ストレートな嫌味を言われたときは、一日中イライラしていたり。言葉は霊的な力かどうかはおいても、私たちの感情を支配するような力を持っていることは間違いありません。
アメリカでは、TEDなどでもみられるようスピーチの力がとてもおおきな影響力を持っています。「Yes, We can!」という前大統領のことばも記憶に残っている人も多いでしょう。
いまたくさんの人が扱っているiphoneを生み出した、スティーブ・ジョブズもスピーチ・プレゼンの名人でした。スタンフォード大学卒業式での「人生の点と点は必ずつながる」というスピーチの内容や、このスピーチを締めくくった「Stay hungry, Stay foolish」(ハングリーであれ。愚か者であれ。)という言葉は、今でも多くの人の心に刺さっています。
冒頭で紹介した米大統領の演説名シーンも、なかなか心に来るものがあります。
米大統領演説では主語をIではなく、Weに置き換えるだとか、一定の方法があるようですが、なによりも文章、ことばが上手い。そしてそれは人の心を突き動かすだけの力を間違いなく持っている。
先日の18日(土)夜。各指導員の先生方たちがMS須賀川道場に集まっていました。そこでは門馬師範から、緊急事態宣言の出ている5/6までの稽古・行事の全面休止とその対応についての話がありました。
それは伝達事項なのですが、大事なのはそこからの話。この休止期間をどう捉え、どう糧にしていくか。そして、子供たちと保護者さんの居場所を守り通すか。
そんな師範の思いを聞いているときに、不意にこの映画の大統領スピーチを思い出していました。
想いのある言葉は、人の心を動かすことができる。
だから、その想いを少しでも伝えられるように、それがブログであれお便りであれ、私たち指導員も発信していかなければなりません。そして、それを伝える言葉も磨いていかないといけませんね(^^;)
さて。不安が続く昨今ですが。
みなさん、安心してついてきてください。
師範は今も、そしてその先も見据えています。
このコロナ禍が過ぎ去ったとき、道場はまた新たな、大きな一歩を踏み出します。
そしてより大きな居場所となって、みなさんに寄り添うことをお約束いたします。
そのときを思うと、今はわくわくすらします。早くこの苦境が去ってほしい。
だから、いずれ訪れるそのときのために、いまできることを頑張りましょう。
少しでも犠牲が抑えられ、一刻も早く、安寧のときが訪れますように。
MS須賀川道場内 カフェBlue Beeにて |
山名慎一郎
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(スピーチ全文)
“Good morning.
おはよう。
In less than an hour, aircraft from here will join others from around the world, and you will be launching the largest aerial battle in the history of mankind.
一時間後には、諸君は文字通り世界中のパイロットとともに、人類史上空前の規模の空中戦を戦うことになる。
Mankind, that word should have new meaning for all of us today.
We can’t be consumed by our petty differences anymore.
人類といったが、この言葉は今日以降、新しい意味を持つ。
民族などの些細な違いには、構っていられなくなる。
民族などの些細な違いには、構っていられなくなる。
We will be united in our common interest. Perhaps it’s fate that today is the 4th of July,
and you will once again be fighting for our freedom.
我々は共通の目的のために結ばれる。奇しくも、今日が7月4日であるのも、何かの運命だ。 我々は再び、自由のために戦う。
Not from tyranny, oppression, or persecution, but from annihilation.
We’re fighting for our right to live, to exist, and should we win the day.
圧政や弾圧から逃れるためではない。生存をかける。
人類がこの地球に生きる権利を守るためにだ。
人類がこの地球に生きる権利を守るためにだ。
The 4th of July will no longer be known as an American holiday,
but as the day when the world declared in one voice,
‘We will not go quietly into the night!
今日の戦いに勝利すれば、7月4日は単にアメリカの祝日ではなく、地球人類が確固たる決意を示した日として記憶される一日となるだろう。
We will not vanish without a fight! We’re going to live on, we’re going to survive.’
我々は戦わずして、滅びはしない。我々は勝利し、生存し続ける。
Today we celebrate our independence day!”
今日こそ祝おう!我々人類の、独立記念日を!
国際空手道連盟 極真会館
(社)世界総極真
NPO法人 極真カラテ門馬道場
師範 門馬 智幸
指導員 山名慎一郎
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