2020年10月4日日曜日

Youtubeの歩き方

もし、病院での生活が健康のための見本だというならば、私たちは相当病んでいることになります。

朝食8時、昼食12時、夕食6時、消灯9時。あまりに規則正しすぎる生活で、睡眠時間がよくわからないことに(^_^;)

いまは術後管理のためつけていた機械は全て取れ、点滴も完了し、あとは抜糸とリハビリを残すのみ!なるだけ早く道場に顔を出せるよう頑張りたいと思います。

多数のお見舞いメッセージ等もいただき、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。


さて、そんな生活の中、かなりの時間を贅沢に使える
のは入院のメリットの一つかもしれません。
民放の地デジすら有料でしか観れない病室のテレビ。事前にスマホをデータ無制限プランに移行しておいたこと、これを機に精読しておきたい本を何冊か持ち込んでいたことでかなり助かりました。




月曜に仕事をしてそのまま入院という流れだったため、ペンやコピー用紙を持ち込んでいたこともプラスに。



時期によっては新作モンハンとスイッチライトで、ゲーム廃人な入院生活になっていたかもしれません笑

またデータ無制限プランのため、Wi-Fiがない病棟でもYouTubeやスマホゲームなど、テレビがなくても不自由ない生活です。



先日正式リリースされた「プロジェクトセカイ」
VOCALOID巡音ルカがシドチェーンつけてて思わずスクショ。


そしてYouTube。退屈を潰すにはもってこいですね。結構な量を観たのですが、大きく3つのパターンに分けることができることに気付きました。


①興味のあるものを観る
これはほとんどのみなさんがやっている観方。


②空手・格闘技系の動画
指導のためや型の確認など、指導員の先生方は活用されていますね。(特に米本亮先輩は異様に詳しい)

そして意外と大事なのが、

③ザッピング
チャンネルを次々変えて観るような行為を指すことばですが、YouTubeの場合はおすすめなどで一定のアルゴリズムに従って候補の動画が表示されます。

タイトルを流し見して気になったものにほいほい飛んでいく。

この観方のいいところは、興味なかったジャンルの動画が目に入ってくることです。


そんなザッピングで出会った一つの動画を紹介します。


アメリカのホームレス達に大量のハンバーガーを配ってきた。【高校生のアメリカ留学生活】




大量に買ったマクドナルドのハンバーガーをホームレスの人たちにただただ配っていく動画です。何かハプニングがあるわけでもない。でもなぜか魅入ってしまう。


偽善だね、と言われればそれまでです。
でも、「しない善より、する偽善」。実際のところは本人にしかわからないのだと思いますが、それが偽善にせよ、本心からの善にせよ、行動している姿が心を打つ。高校生だというのだから、まだ幼いのにも関わらず。


動画はそれなりの回数再生され、コメントでも賛否両論あるようです。ただ、批判されても他人のために手を差し伸べられる強さ。それは、道場で育みたかったものの一つではなかったか。


そう考えると、この動画に魅入ってしまう理由がわかった気もします。


心を動かされた。そこには必ず理由があるわけで、それを見つけると(例え間違った理由であるとしても)、次の行動の糧になります。

楽しかった、よかった。それだけで終わらせなければ、次につながる。


さて、では道場はこれからどうしていこうか?


そんなことを考える時間として、とても有意義に過ごさせてもらってます。

あと少し!どうかご迷惑をおかけしますが、よろしくおねがいいたします!


整形外科病室より
山名慎一郎







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