「魔の時間」というものが職場脱出時にあります。しかも私に対してのみ、毎日律儀に訪れる。
何のことかというと、帰りのバスの時間のことでして、17時59分のバスを逃すと、次のバスが18時40分という仕様。そして経理の締め作業が6時から。どうにかせねば、と転勤してきてすぐにマクロを組んだのでそうとうな手抜きで帰ることができるようになりました。が、その恩恵はほかのスタッフだけが享受し、私だけは早々に出ても30分弱足止めをくらうことになります。
きのうはそんな中、直前のトラブル対応が舞い込み、ドタバタで退社。そして駅について気付いた。
財布がない。
矢吹本部までの電車乗り換えはけっこうシビアで、しかもいまは地震の影響による臨時ダイヤ運行。職場に財布を取りに帰る時間はない。手持ちの現金は58円とSuica残高の数百円のみ。あわせればなんとか矢吹まではいけるが時間が・・・・。
→1.師範稽古を休む
→2.交番でお金を借りて明日返す
→3.????????
選択肢は一つしかない。発車間近の郡山行きにのり、郡山から須賀川へワープ(タクシー)。・・・・奥様に電話。現状を伝えると
「どうするか自分で決めるしかないでしょう。タクシー代を払ってでも師範稽古に行きたいかどうかじゃない?」
「押忍 or DIE」
かつて県大会を東京から観戦に来たときのこと。須賀川→郡山は駅2つ分。駅2つ分ならタクシーの方が早いだろ、と東京の感覚で乗り込んでしまったことがあります。そのときは木下大サーカスみたいな勢いでメーターが回ったものでした。
が、背に腹は代えられない。
そんなハートフルな電話からの、福島県縦断大移動な月曜日でした。
郡山から育成クラスの行われていたメガステ―ジ須賀川道場までタクシーを鞭打って向かいます。到着地点で奥さんが待ち受けて、タクシー代を支払う始末。
「押忍 or DIE」→
「押忍(DIE)」
に強制的にアップデートされた瞬間でした。
さて、今回、入門のご案内をアップデートしました。これまで多くお問合せいただいたもの、あったらいいなと思ったもの、トラブルから学んだ点などを反映しました。
それによって、もっともっと道場を盛り上げていく原動力になるのですから!どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!
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