2022年12月13日火曜日

忘年会???

  令和4年12月10日(土)、福島市のウェディングエルティにて門馬師範と後援会長である千葉社長をお迎えして、福島市内道場の忘年会を開催しました。

 新型コロナの影響もある中、どれくらいの忘年会が開催できるかと心配していましたが、結果約90名の方にご参加いただけました。忘年会にご参加いただいた皆さまには個別でメッセージをお送りしていますが、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。



 会の中では、大会や昇段審査を控えた唯愛先輩が中心となって、絵描き唄やクイズ大会の出し物を企画してくれました。


 また匿名サービスを利用して、保護者のみなさまから寄せられた質問に、門馬師範が回答してくれる質問コーナーも!!



 どうやったら参段になれますか?山名n という菜穂子先生の名前で偽った私の質問は、司会の菜穂子先生がスルーしてしまいましたが、「どうやったら黒帯になれますか?」、「子供にやる気を出させるにはどうしたらいいですか?」など、の質問に答えていただきました。 

Q.門馬師範は大きな挫折の経験はありますか?その時期を乗り越えた方法を教えてください

 A.門馬師範「ない!」

菜穂子先生:挫折したことがないのか、乗り越えたことがないのかどっちなんですか!

 とのくだりにさすがに笑ってしました。

 そして、感謝を込めての時間。佐倉からMS須賀川に師範稽古に通っている陸翔先輩から門馬師範へ手紙。


 そして、実は小学6年生から中学生までの門下生からも、親御さんへ感謝の手紙を書いてもらっていました。中学2年生の門下生には代表して、みんなの前で読んでもらいました。
 そこでの様子は県北地区のイベント写真館アルバムグループに投稿しています。

 他にもお菓子のつかみ取りや抽選会など、まだまだ書きたいことがたくさんあるところです。


 今回は3年ぶりの道場の垣根を越えての忘年会となりました。ただ飲んで騒ぐだけの飲み会もたまにはいいものですが、今回に関しては。いろんな保護者さまに、道場の理念や方針をお伝えできる場にしたいと考えていました(最初の案内から記載していたと思います)。


 わたし自身の考えや思いは、乾杯のあいさつでほんの少しですが話すことができました。いくつかの質問を通して師範の言葉を頂く機会があり、門馬道場としての考え方を、代表の師範から直接伝えていただけました。
道場で育った姿。人に素直に感謝できる先輩、役目を引き受け人をまとめ、きてくださった方々を楽しませることができる先輩たちの姿をみていただくことができました。

 極真空手による武道教育で社会的有為な人材を育成する

 その結実たる姿をご理解いただける機会になったものと思っています。


 一次会終了後、みなさまをエントランスでお見送りのため待つ間、会場のスタッフさんとお話しさせていただきましたが、その道場の規模に驚いておられ、今後とも道場に協力してくださる旨、お話しいただきました。


 指導員一人にできることなんてたかが知れていますが、その想いに理解・共感してくださる方が現れたとき、はじめてそれは大きな力となります。今回、ご参加いただいた皆様のお力添えを幸甚に思うとともに、これからの取り組みへの決意を新たにする機会となりました。改めて、御礼申し上げます。


 さて、最後に。このブログや訓示でも何度か話していますが、『守破離』ということばをご存じでしょうか。空手家として知っておかないとだめなことばだよ、と伝えてきましたが、実はこれ。日本の芸事に通じる言葉で、武道、華道、茶道、書道、落語と同じ共通の概念なのです。


 以前、ご紹介した少年ジャンプに連載中の落語漫画「あかね噺」のとあるページです。最後にでてきていますね「守破離」。まさか漫画で、しかも落語の漫画で出てくるとは思ってませんでした。少年対象じゃなかったのか!

 修行は型を守ることから始まり、やがて型を破り、離れていく。私たちは師範から型を学び、それを守ることから修行が始まります。けれど、ずっと教わるだけでは、師範に(理論上)近づくことはできても所詮は二番煎じ。超えることはできません。


 それこそいろんな問題、皆様には想像つかないような財政的なこと、裁判的なこともまでをも含んで師範は道場を背負ってこられました。その姿をたかだか10年弱ですが、私は目にしてきました。では弟子たる私たちの役目は何なのか?

 それはやがて師を背負るまで大きくなることに他なりません。

 その日のために。師範や道場の考えをご理解いただき、ご協力いただくためにも、今回の忘年会は単なる忘年会を超えて、重要な機会だと捉えていました。その場に多くのみなさまにご参加いただけたこと、大変嬉しく思います。

 このところ、仕事が追い込みで連日終電で帰宅する日々で、ブログも全く更新できていませんでした。この感謝の気持ちだけは!!と思いながら2日もかかってしまいましたが、何とか更新することができました(^^;)
 

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


福島佐倉

福島霞町 責任者 山名愼一郎


 

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