【はじめに】本記事は諸事情により予告なく削除する場合がございます。そのときは、何となくお察しください。
早いもので12月、師も走るほど慌ただしい時期になりました。空手も仕事もプライベートもいろいろあるけれど、それはさておき。私たち指導員、先輩門下生、そして保護者のみなさまで取り組まないといけないミッションがあります。
よってここに、クリスマスにかかる戒厳令を布く。
教育方針は各家庭で違うものかと思いますが、そんな些細な価値観の違いはさておき、一丸となってサンタクロースの存在を信じさせなければなりません。
門下生の中にはイスラム教徒のご家庭もありますが、神道にながれを持つ武道の道場に入門させているのであまり細かいことは気にしないことにしましょう。ですが、サンタの存在の秘密だけは死守しなければならない。
わたし自身は、クリスマスの稽古にサンタ帽を被って指導に臨むことも辞さない構えですが、さすがにその姿勢を批判されても「そりゃそうだ」としか開き直れないため、断念しました。(クリマスカップが終わったら、夜はお子さんを労って家族でお過ごしくださいね!)。
けれどどうでしょう。日本の経済は衰退し、基幹産業が大きく変わったにもかかわらず、経済政策も社会政策も適応できない。総理大臣の息子は大臣秘書官に任命され、日本を救う気骨をもった政治家はごくわずか。少子化で先行きも見えず、増税の一途。
ここをどこだと思っていますか。粋(いき)の国ですよ。
サンタクロースすら信じられない無粋な人間には、たいしたことなんてできやしない。
いままで社会で学んできたスキルの全てを駆使して、私は逆境があろうとも18歳の成人まではサンタクロースを信じさせると誓っています。去年はサンタクロース業務の委託契約書(正・副)を作成してみなさまに配付しました。
万が一ばれても、正当な委託契約を結んだサンタクロースであると堂々と主張できる書面です。
いまでこそ、ワードやPowerPointのオフィスソフトでいけていますが、年齢がそれなりになってもVFX合成でサンタさんに会ってきた動画とか作ってアップすることも視野にいれています。
そして今年は。語学を習得しなければ「異教徒の聖人にプレゼントを懇願する」なんてハードルの高いことはできないんだぞ、という世間の厳しさを叩きこもうと思います。
ことしいい子にしてたか?の欄の下に「がんばったこと 空手」のチェック欄を設けました。いろんな行事に挑戦したか、試合ではあきらめずに立ち向かっていくことができたか、きつい中でも稽古を継続してこれたか、万感の思いを込めてチェックをつけさせてください。
その他の欄は、ご自由に改変いただいて構いませんが、空手の欄だけは死守でお願いいたします。
なお、筆記試験を受けている中級以上の門下生たち用に、極真空手における押忍の意味である「尊敬・感謝・忍耐」が実践できていたかを振り返るチェック欄を追加したバージョンもご用意しました。若干クリスマスの雰囲気を和風よりにしていますが、主旨がだいじ。
特に先輩門下生のみなさんに於かれましては「サンタクロースの正体は親だよ」なんていう言葉は厳禁で!!それどころか、「私、実際会ったもん。愼一郎先生と同じくらい渋いお兄さんだった」くらいのことは言って構いません。
どんな状況でも夢をもって、前を向いて生きる。その姿勢を教えるのも、立派な武道教育の範疇です。むしろ大切な部分。
道場は夢と志を育む場所であって、断じて夢を破壊する場所であってはならない。
というわけで、これから先、クリスマスの話題が多くなると思いますが、みなさんにはご配慮のほど、よろしくお願いいたします。
なお、欲しがっているおもちゃ調査書(空手道場Ver.)が欲しい方はPDFで配布しています。
shinichiro.yamana@gmail.com までメールをお送りいただくか、LINEにてお声かけくださいね!!
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