令和5年6月4日(日)
チャレンジカップ棚倉が開催されました。
出場した選手のみなさん、お疲れさまでした!さて、結果はどうだったでしょうか。
いろんな結果があったと思いますが、それがどんな形であれ、出場して頑張った一人ひとりのかけがえのない貴重な体験です。ぜひ、今後の稽古や行事参加への糧となってくれれば指導員としてこれほどうれしいことはありません。
鹿野光さん提供 |
そして団体戦について。惜しくも2回戦で敗退となってしまいました。佐倉道場はほとんどの門下生が一般部として空手を継続しており、一般部の門下生は人数が増えていますが、少年部層の充実はこれらから当面、私の課題となります。
今回、たまたま3部の審判としてDコートに入ったので、どちらも間近で見ることができました。あってはならないことなのだと思いますが、それでもやっぱり教え子たちのチームが戦っている際の審判では、応援の気持ちと魅入ってしまうことでやや反応が遅れたりもし、主審の師範代から指導いただく場面もありました。
1回戦は順調に突破したものの、続く2回戦。先鋒が辛くも勝利しましたが、つづき3縦でチームとしての敗退が決定しました。
最後、大将を任せていた高橋煌大くん。個人組手で足を打撲で負傷していたのを見ていましたが、「団体戦には出ます」という言葉。それを信じて、心配しながらも任せました。
チームとしての敗北はすでに決定している中、開始線に立つのは周囲からみるとかわいそうに思えるかもしれません。
大将としての役割は最後の砦としてチームを引っ張る。それももちろん大事な役目なのですが、もっと大事な役割があります。それが魂の継承。
もう負けが決まって戦う意味もない、そこでけがをおして出ることになんの意味があるのか。
そんな逆境の中でも立ち向かう姿を、来年、そしてこれからの道場でチームを背負うであろう後輩たちに見せてその想いのバトンを渡すことがもっとも大事な役割なのです。
これまでもそうでした。6年生がいない中、5年生にして大将を務めてチーム入賞した安斎銀雅先輩もそうですし、骨折しても試合に出続けた大将の門下生もいました。そのときそのときで違ったドラマが生まれてきたのですが、その想いはしっかり次の世代に託されていたのです。
その意味において、今年大将を任せた煌大くんも、しっかり大将としての役割を果たしてくれました。よく頑張った、おつかれさま。
高橋勉さん提供 |
また一年間、それぞれでしっかり稽古や遠征で研鑽を積んで、それぞれが大きく成長してまたチームとして集まれるといいですね。みんなで頑張っていこう。
末筆ではございますが、遠くから送迎してくれた保護者のみなさま、また当日スタッフとしてご尽力いただいた保護者のみなさま、先輩たちに厚く御礼申し上げます。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
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